スペインでは新石器時代の墓地から人間と共に埋葬された犬が見つかってたらしい。更に新たにフランスで、2000年前に埋葬された幼児の墓から「首輪に小さなベルを付けた子犬」が発見されたそうよ。犬はずっと昔から人間のお友達だったんですね~★


2000年前に埋葬された幼児の墓

2000年前に埋葬された幼児の墓2

2020年11月、フランス中部にあるクレルモン=フェラン・オーヴェルニュ空港の開発プロジェクト中に、紀元前800年頃から中世にまたがる遺跡が発見されました。

紀元前800年ってことは2821年前だわ!空港開発のために掘り起こしていたら、遺跡が見つかったってことね。素晴らしい発見だけど、空港開発プロジェクトの人たちは困ってんじゃないの~?プロジェクトが中断になって。

★幼児の遺体は全長およそ80cmほどの木製の棺に納められていた。

★発見時に棺は腐食が進んでいたが、かつて棺を装飾していたとみられる鉄製のタグや棺に留めるためのクギも見つかっている。

★幼児が男の子だったか女の子だったかは、解剖学的な分析だけでは判別が困難だった。

大人だったら骨格で男か女か、だいたいの想像ができるけど幼児ではわかり難いでしょうね。

★墓の大きさは縦2m×横1mほどであり、素焼き(テラコッタ)のつぼやガラスポットなど、実に20近くの副葬品に囲まれて棺が安置されていた。

★当時は埋葬時の宴会で出た食事の一部を死者と共に埋めるのが通例だった。

★つぼやガラスポットの中にはブタのハムや切り身、2羽の頭がないニワトリ、油、薬などが入っていた。

これはかなり地位の高いところの子供だわ。たくさんの人が集まり葬式をして、食事もふるまわれて、その一部が埋葬されたんね。

★つぼや供物品が豊富であり珍しいものでである。

★このタイプの墓は通常、1個か2個のポットが床に置かれているが、今回の墓では約20種類もの食事が供えられている。

★大量の副葬品は幼児の社会的地位が高く、裕福な家庭の子どもだったことを示している

★遺体を包む布を留めていたとみられる銅製のピンや、曲がった鉄の棒に取り付けられた直径30cmほどの鉄製のリング、幼児の兄弟とみられる子どもの乳歯なども発見されている。

★鉄のリングは幼児のおもちゃだったと考えられている。

感想

かなり裕福な豪族の跡取りだったと思われるわね。昔は特に金持ちは、冠婚葬祭に金をかけて力を見せつけてたんだと思う。この頃からすでに格差があり、格差がなかったのは、20万年前までだったってことかあ~。

20万年前に生まれたかったな~

骨だけでは男女がわからないということだけど、男の子だったような気がする。豪族の跡取り息子が幼くして亡くなり、盛大な葬式をして、副葬品も大量だったんだね。

天国に逝っても寂しくないようにと、子犬が生け贄になったんだと思う。かわいそうに・・・。生け贄になった犬は天国で子どもに咬みついてると思うよ!

100年前の世界の平均寿命は30歳で、日本でも40歳前後だったと言われているのだから、さらに遡ること2000年前なんて、子供が成人するのはもっと大変なことで、多くは幼くして病気やけがで亡くなったんだと思う。

昔々、歴史の中に埋もれて消えてしまっていた人間の営みが、こうやって発掘されるってアメージング~~ねえ!👍

豪族だから、この幼児の親も華々しく埋葬されているはず。

どこに?

発掘された幼児はいったい何て名前で、どこの子で、その親族はその後どうなったかなんて、わからないままだけど、豪族だからフランスの貴族になってヨーロッパの王族と姻戚関係を結び、もしかしたら~、英王室にもこの子の血が入っているかも~~~なんて、考えると面白いね~。
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