アメリカに貸与されているパンダの衰弱した姿が拡散し、心配の声が出ている。


痩せこけたパンダ

アメリカに貸与されているパンダが衰弱し、中国のネット上で心配する声が相次いで寄せられています。

痩せこけたパンダ。アメリカ・テネシー州のメンフィス動物園にいる雌のジャイアントパンダ「ヤーヤー」22歳です。パンダの歳は3倍すると人間に近い年齢になるとされるため、60歳過ぎとみられます。

中国動物園協会の専門家チームは「ヤーヤーは皮膚病で毛が抜け落ちているだけで、食欲は旺盛、体重も安定している」としていますが、2003年にヤーヤーと共に貸与された雄のパンダ「ローロー」が2月1日、心臓病とみられる病気で死んだばかりということもあり、ネット上ではヤーヤーを心配する声やアメリカの動物園に対する批判が相次ぎました。

中国版ツイッター「ウェイボ」では・・・

「食欲が良好なのは、そもそも食べるものがないからじゃないか」
「ヤーヤー早く帰っておいで」

キーワードランキングで一時、ヤーヤーが1位に。

元々、ヤーヤーは4月に中国に返還される予定でしたが、あまりの衰弱ぶりにネット上では「早く戻して」という書き込みも見られます。


https://news.yahoo.co.jp/articles/11c5229796c503bbebc01c0b827ce1f9b0f18d4a

2頭寄与のうち1頭はすでに死亡

1998年に中国の重慶動物園生まれの雄のパンダ「楽楽」

2000年に北京動物園生まれの雌の「丫丫」

共に2頭は2003年4月にメンフィス動物園に送られた。

メンフィス動物園に送られた当初の様子↓

アメリカに渡った当初のパンダ2頭

中国動物園協会は今年2月2日、米メンフィス動物園から「楽楽」が現地時間2月1日朝に命を失っていることが確認されたとの連絡を受けたという。

「楽楽」の死因は心臓病。

中国の専門家と米国側の専門家は共同で、「楽楽」の死因を特定するための死体解剖と検査を実施しました。解剖により、動物の突然死を引き起こす腸捻転や大動脈破裂、肝膿瘍破裂、大出血など、よく見られる病因は排除され、一方で心臓に病変があったことが確認されました。そのため、心臓の病変が「楽楽」が死亡した直接原因との初歩的判断が下されました。ただし、さらに病理検査結果の確認が必要だとのことです。


憂慮すべき状況 中国から米国に貸与中のパンダの1頭が死亡 1頭が病気

現在「丫丫」は皮膚病によって毛が抜け落ちるなど、毛に異常がある状態。

衰弱したパンダ

感想

アメリカに渡った当初と、あまりに変わり果てた姿に、虐待の疑いも出ているらしいが、実際はわからない。Googleの口コミは嘘もいっぱいあるが、ある程度の参考にはなる。

メンフィス動物園感想

入場料を値上げしたようなので、経営難なのかも。動物たちが病気の疑いがあってもお金がかかるので放置している可能性があり、日本のように手厚いケアは全くしていないと思う。

パンダは動物園の人気者だと思っていたが、アメリカ人はさほど興味がないんだろう。ヨーロッパでは動物園の経営難でパンダ返還時期を早めている国もあるらしい。急にこの画像が出回るのは、なにか政治的意図があるのかもしれないし、実際のところはわからない。

ただ、メンフィス動物園のパンダが衰弱しているのは事実のようだから、送られた国によって待遇が全く違うというのは、政治利用されるパンダは気の毒だと思う。
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