ロシア極東シベリアの永久凍土でおよそ3500年間保存されていたとみられるヒグマの死骸が、ほぼ完全な形で発掘された。今後、地元の研究者らによって様々な調査が行われる。


シベリアの永久凍土から約3500年前のヒグマ

シベリアの永久凍土から約3500年前のヒグマ、ほぼ完全な形で出土

ロシア極東シベリアの永久凍土でおよそ3500年間保存されていたとみられるヒグマの死骸が、ほぼ完全な形で発掘された。

このヒグマは2020年トナカイの牧夫らによってほぼ完全な形で発見された。

「今回の発見は世界で類を見ないものだ。化石化したヒグマの完全な死骸だ。3460年前のものだ。これまで後頭部の骨格や頭蓋骨しか見つかっていなかった。

今回初めて軟組織を持つ動物の死骸が手に入り内臓や脳を調べる機会を得た。ボルショイエセリカ川の東側で発見されたので、エセリカヒグマを名付けられた。今後細胞学や微生物学、ウイルス学、遺伝学に基づく研究が行われる予定。

このクマの正確な生物学的年齢、この動物が死んだ時期、死因、形態学上の特徴、現代の動物との比較、組織学的研究、細胞研究、そしてもちろんウイルスと、微生物相の研究を行っていきたい。


シベリアの永久凍土から約3500年前のヒグマ、ほぼ完全な形で出土

感想

ロシア極東シベリアの永久凍土にネアンデルタール人が完全な形で埋まっていたら・・・DNを採取出来たら・・・

と夢は広がるが、約20万年前絶滅のネアンデルタール人は化石しか残ってないだろうね。

約6,000万年前に絶滅した恐竜の死骸は化石になっている。

1万年を超えると、軟組織は残らないだろう。残念。今回発掘されたクマの死骸は約3500年前のものだから軟組織が残っていたと思われる。3500年前は日本なら縄文時代の後期。ネアンデルタール人や恐竜時代と比べたら、ちょっと前に感じるね~w

研究調査が進み、発表があることを期待している。
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