犬猫殺処分ゼロへ

「殺されるために生まれる不幸をなくしたい」-。

鹿嶋市宮中で学習塾を経営する男性(51)が、
本県で犬猫の殺処分頭数が多い現状を改善しようと、
鹿行地区を対象に雌犬の不妊手術費の一部を助成する
「けいせつ基金」を立ち上げ活動を続けている。

今年4月からは猫の不妊と去勢手術の助成もはじめ、
殺処分ゼロの実現を目指している。
茨城新聞クロスアイより

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180822-00000010-ibaraki-l08



7月28日、同所の学習塾の一室で
の不妊・去勢の一斉手術が行われた。

野良猫を捕獲して手術を施し、
元の場所に戻すTNRと呼ばれる活動の一環で、
手術費は鹿嶋市民なら同基金と
市からの助成金で賄える。

角さんは
「自腹で野良猫の手術をしている人の力になりたかった」
と目的を語る。

手術の依頼があった猫は15匹。
飼い主のいない猫の不妊・去勢手術を専門にする
東京の獣医師が執刀した。

ボランティア6人と
学習塾を経営する男性夫婦が手伝い、
手際よく手術を進めた。

獣医師はは
「猫は繁殖力が強く、
何もしないとどんどん増える。
やるときには一気にやらないと意味がない」
と一斉手術の必要性を強調する。

同基金は2015年、
本県の犬の殺処分頭数が全国的にも多いことから、
雌犬の不妊手術の助成を目的に角さんが私費で設立。
今では多くの賛同者に支えられている。

活動を続ける中、学習塾経営者の男性は
「犬より猫の問い合わせが多くなった」ことから、
同市限定で猫の助成(飼い猫も含む)を始めた。

今回の取り組みを広く知ってもらおうと、
学習塾経営の男性は
近隣の獣医師などに視察を呼び掛けた。

同市角折で動物病院を営む男性(31)は
「通常の手術とTNRでの手術とでは
やり方が違う部分があるので
参考になった。
殺処分を減らすために
何か関わることができれば」
と話した。

猫2匹の手術を依頼した女性(46)は
ペット禁止のアパート暮らしで、
周辺にいる猫に餌を与えているという。

茅根さんは「餌をやっている者の責任」と、
これまでは県南地区で活動する
動物愛護団体に自費で手術を依頼していたが、
今回は地元で、しかも無料で手術ができ
「本当に助かった」と感謝した。

本県は犬の殺処分頭数が05~12年度に
都道府県別で8年連続で
全国ワーストを記録した現状を踏まえ、
16年に「県犬猫殺処分ゼロを目指す条例」を制定。

対策が強化され、
殺処分の頭数は大幅に減少している。

それでも
「殺処分数は減ったものの、
まだまだ捨てられる犬と猫は後を絶たない。
保護しながら里親を探すボランティアらは
限界まで頑張っている。
助けるには、繁殖を抑えるしかない」
と強調する。

同所での一斉手術は今回限りの見込みだが、
殺処分頭数ゼロへの取り組みは今後も続けていく。

「犬と猫だけでなく、
この問題で困っている人たちの助けになりたい。
まずは相談してほしい」と呼び掛けている。(藤崎徹)
茨城新聞社より

馬之助の感想

不幸な命を増やさないための活動をする人、
尊敬している

野良の保護は危険が伴うのよ。
猫を保護しようとして引っ掻かれて
「人獣共通感染症」に感染して
死亡した事例があるからね。

野良保護は
ボランティア任せが多く
自治体は殺処分ゼロになったと宣伝しても
結局はボランティアが引き取っているだけ
ってことが多いわ。

犬猫を飼ったら最後まで。
当たり前のことなんだけどね。




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