インドの山道で撮影された野生のヒョウが人にじゃれつく驚きの映像が話題になっている。インドの山道で撮影された野生のヒョウが人にじゃれつく驚きの映像が話題になっている。


インドの森林管理局に勤めるパヴィーン・カスワンさん(Parveen Kaswan)が、Twitterに珍しい動画を投稿した。

ヒマーチャル・プラデーシュ州のティサン・バレーで撮影された動画には、山道で撮影されたと思われる景色が確認できる。道路には数台の車が停車し、その反対側にはカメラを構えた人々がいる。

彼らの目線の先には、1頭の野生のヒョウが至近距離で悠々と歩いていたのだ。人々は動じることなく目の前のヒョウの後ろ姿を撮影しているが、ヒョウがUターンして近づいてくると慌てて距離を取っていた。

さらにヒョウが近くにいた人に前足をかけて立ち上がり、袖にじゃれつく姿や、猫のように足元にすり寄る様子も捉えられている。

インド森林管理局のラメシュ・パーンデーさん(Ramesh Pandey)は「詳しい調査が必要ですが、このヒョウは人間の手によって育てられた可能性があります。野生動物をペットとして飼育する傾向は、今回のように元の野生の状態には戻らず、驚くような光景をもたらすことになります。残念で気がかりなことです」と明かした。

また専門家は「このヒョウは近くにある大ヒマラヤ国立公園(Great Himalayan National Park)の標高の高い場所で過ごしていたが、降雪によって標高の低いところにまで降りてきた可能性がある」と推測している。

感想

子供の頃、人と暮らしてたんでしょうね~。人が育てると、完全に野生に戻ることがないけど、別に残念なことはないでしょ。痩せて衰弱している様子はなく、ヒョウの仲間とそれなりの友好関係を保ちつつ、更に人間が好きだという感情も持ち続けているのだからいいと思うのだけど。襲ってくるよりずっといいやん。
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