大阪府河南町白木のワールド牧場で5月、
直毛のヤギから
毛が縮れたメスの子どもが生まれた。
父親は牧場内のヒツジとみられ、
牧場が委託した民間会社の遺伝子検査では
ヒツジの遺伝子が検出された。
ヤギとヒツジの雑種は
海外で数例の報告があるが、
自然交配での出生例は
極めて珍しいとされ、
動物遺伝学の専門家も
詳しい調査に乗り出した。
5月5日、飼育員歴30年の女性従業員が
ヤギから生まれた縮れ毛の赤ちゃんを見て
「これまで何頭もヤギの出産を見ているが、
こんなのは初めて」と驚いた。
名前は公募かたポプリを選んだ。
同牧場は、食肉検査なども行う
環境コンサルタント会社「いであ」(東京)に
遺伝子と染色体の検査を依頼した。
その結果、ポプリからは
ヤギとヒツジの両方の遺伝子が検出された。
母親のヤギは、
ヤギとヒツジの雄雌を交ぜた
約15匹の区画で育てており、
その中にヒツジの雄は1匹のみ。
このヒツジが父親の可能性が高いとみられる。
飼育員がヤギとヒツジが交尾をすることを
これまで何回か見たことがあるらしいが、
子どもは生まれないと思っていたらしい。
朝日新聞デジタルより抜粋
馬之助の感想
ヤギと羊は遺伝子的に近いってことよ。
人間が故意になら今までも
誕生していたのだから
約15匹の区画の中で
ヒツジの雄が1匹、あとは全て雌のヤギなら
自然交配もあり得るでしょ。
最近ではシロクマとハイイログマの
ハイブリッドもいるんだから・・
この飼育員さんは
「子どもは生まれないと思っていた。
奇跡が起きた」
と話してるそうだけどそれは
甘い!
オスの羊が15匹のメスヤギの中で1匹
暮らしていたら、
まさにハーレム状態で
交配しないわけないでしょ。
ライオンとトラ、馬とロバなど、
自然界ではありえなくても
同居すれば交配はあり得るのよ。
遺伝子の枝分かれが
それほど遠くないってことでしょ。
ヒトとオラウータン、チンパンジーなども
遺伝子が近いらしく
現代の生殖技術なら
体外受精で受精するかどうかとか
実験できるだろうけど
倫理観に欠けるからできないし、
この実験は医学の進歩に貢献は
しないからね。
興味はあるけど・・・
かつては
ヒトとネアンデルタール人が
交配してたらしく
アフリカを出た人類にのみ、
ネアンデルタール人の遺伝子が
残っているっていうからね。
もしヒトとチンパン、あるいいは
オラウータンとの間に
子どもが生まれたとしたら、
人間のカテゴリーに入れるか
チンパン、あるいはオラウータンかで
議論になって
生命の倫理観などで大問題でしょうね。
ヤギと羊だから
かわい~ですまされるのよ。
今回の交配で毛並みと肉質は羊、
チーズとミルクはヤギ、なんてことになると
ヤギ羊の交配産業が興るかも?
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