釧路市動物園に
軟骨形成不全症のトラが
生まれたのは9年前。

ニュースになったのを
覚えている方も多いのでは?
ココアは元気にしているわよ~


●2008年5月24日、
母親チョコが3頭の子を出産
3頭とも死にかけた状態で
1頭の雄は間もなく死亡。

●マッサージで2頭は息を吹き返したが、
ともに前足は足首から外側に湾曲、
後ろ足はX状に交差。

●動物園では園長は育てようと主張。
しかし飼育員は
ハンデを抱えた動物を
どこで飼うのか、
経費や人手はどうするのか。
迷う。

●当時の釧路市長が

「授かった命です。
しっかり育ててください」

と、言ったことで
園長らスタッフは覚悟を決め、
雄はタイガ、雌はココアと名付けた。

アムールトラ・ココアの今、軟骨形成不全症も9歳に…釧路市動物園

●しかし、09年8月25日タイガは
肉片をのどに詰まらせ死亡。
軟骨が成長していないため
タイガは肉片を吐き出せなかった。

●ココアは肝臓の数値が低下したものの、
大きなトラブルもなく今年、9歳になった。

アムールトラ・ココア 9歳
以上、スポーツ報知記事より

馬之助の感想

自然界なら生きることが出来なくても
動物園だからこそ、生きていけるし、
足が悪くても
健気に生きるココアに
勇気づけられる人がたくさんいるのよ。
年配者や車いすの方が多く、
来園しているそうよ。

動物園は絶滅危惧種の保存だけでなく
そこで生まれた子全員を育て、
幸せにしてあげるところで
あるべきなのよ。
長生きしてほしいわね。
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