立てないヤギ車いすで歩けるようになった

7/19(金) 14:31配信 十勝毎日新聞 電子版ニュース。

おびひろ動物園の、不調で立ち上がることが出来なくなった高齢ヤギのため、飼育員が車いすを改造し装着したら少しだけど歩けるようになった!最高の最高の飼育員だと思う!


おびひろ動物園(帯広市緑ケ丘2、柚原和敏園長)の高齢のヤギ「ユズ」(雌、9歳)は昨秋、左前足の不調で立つことができなくなったが、6月から、飼育展示係のスタッフが改造した車いすを使い、わずかながら歩けるようになった。来園者がじかに触れられる屋外の展示場所にも復帰し、ほかのヤギたちとの交流も生まれた。担当の同係・村津颯さんは「外に出られるようになり、心なしか表情も柔らかくなった」と話している。

ユズは2011年に清水町で生まれた。もともとおっとりとした性格で座っていることが多かったが、昨年11月、左前足の不調で立てなくなった。原因は分からず、マッサージやストレッチなどを試みたものの、左前足は曲がったままとなった。ヤギの寿命は10~12年とされている。

座ったままの体勢が続くことや、排せつは皮膚に炎症などを起こす可能性があるため、消防ホースをハンモックのように編んで体を支えた。状況によっては安楽死も考えたが、ユズは食欲旺盛で、後ろ足を動かして立とうとした。回復を願ったが状況は変わらず、ハンモックでは移動が難しく、室内での飼育が続いていたという。

車いすは飼育展示係の村津さんと石山絵理花さんが考案し、改造した。以前は来園者に貸し出していた車いすの背もたれを無くし、消防ホースを安全ベルト代わりに使用。擦れないように、ベルトにタオルを巻いた。

村津さんらが押して屋外に出ることができ、来園者と触れ合える場所にも復帰したユズ。なでてもらうことが好きで、スタッフが他のヤギをブラッシングしていると、そばで自分の番を待つ。仲良しの「くるみ」(雌、9歳)とも久しぶりに頭を突き合わせ、1月に生まれた3頭のヤギを含む他の6頭と交流している。

屋外の砂が少ない場所では、ゆっくりと餌箱へ向かって歩くことも。村津さんは「ヤギが車いすに乗って驚く人もいるが、優しくなでて触れ合いを楽しんで」と話す。(松田亜弓)

馬之助の感想

飼育員さんのやさしさに感動したわ。なんとしてももう一度、立ち上がらせてやりたい、歩かせたいという愛情がなければできないことよ。座ったままではなくて、歩いて屋外に出て外の空気を吸って、ヤギ仲間と触れ合えば、寿命が延びたと思う。

なでてもらうことが好きだとか、他のヤギをブラッシングしていると、そばで自分の番を待ったりと、まるで犬だわ。優しい飼育員さんが担当でホントによかった。おびひろ動物園に行きたくなったわ。「ユズ」に会いたくなった!




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