2014年08月21日 09:18 AFP配信
ネアンデルタール人
ネアンデルタール人は
数千年にわたって欧州で現生人類と共存した後、
今から4万年前に絶滅したとする研究論文が、
2014年8月20日の英科学誌ネイチャー(Nature)に
掲載された。
論文は、この共存期間について、
文化的交流や交配が行われるのに
「十分な時間」だった
としている。



2600年~5400年間の共存

英オックスフォード大学(Oxford University)の
トーマス・ヒッガム(Thomas Higham)氏率いる
研究チームが発表した論文によると、
緊密ではないが
地域によって25世代から250世代は
確かに共存していたという。

「相互交流と交配を行うには十分な時間」

アフリカで発生した解剖学的現生人類は、
今から5万年~3万年前に欧州に到達し、
そこにはネアンデルタール人と出合った。

両者の短期間の交流は、
今日の非アフリカ系現生人類に
全体の約1.5~2.1%にあたる
ネアンデルタール人由来のDNAをもたらした。

徐々に姿を消していったネアンデルタール人

ネアンデルタール人が
一挙に現生人類に取って代わられたのではなく、
欧州の地域によって異なる時期に
姿を消したことを明らかにした。

4万5000年前の欧州は
ネアンデルタール人が大部分を占めており、
その所々に現生人類の小グループが存在する
という状況だったとされる。

このバランスはその後の5000年間で変化し、
最終的にネアンデルタール人は
絶滅に至ったと論文は結論付けた。

ネアンデルタール人から現生人類への移行は
突如として起きたのではなく

「数千年間続いた生物学的および
文化的なモザイク状態を特徴とする」

漸進的な変化があったと思われる、
と研究チームは記している。(c)AFP

引用終わり

馬之助の感想

今日の非アフリカ系現生人類に
全体の約1.5~2.1%にあたる
ネアンデルタール人由来のDNAが
混じっていることがわかり、
交流・交配はなかったという定説は
覆された時は衝撃だったわよ。

70万年前頃にホモ・サピエンスと
ネアンデルタール人は枝分かれし
5万年くらい前に出会ったらしいけど、
その間、65万年くらいの時間における
脳の変化が、絶滅、繁栄を
分けたんでしょうね。

ネアンデルタール人は
環境の変化に順応できず
個体数を減らし、
小さな集団の中での繁殖なので
遺伝子異常が増え、ますます
個体数を減らし、
生殖能力が落ちてきて、
子孫を残せず自然消滅したと、
あたしは想像しているのよ。

でも、チンパンジーやゴリラは
絶滅しないで
かなりの知能を持っていたと推測される
ネアンデルタール人が
絶滅するのは不思議だわ。

あたしの意見を読んで
専門知識のある人は
バカじゃないかと笑っているでしょうけど
素人にとって、この話題はロマンなの。

ネアンデルタール人由来の
ADAMTSL3という遺伝子は
統合失調症のリスクを減らすことが
分かってきているらしいから
なんとも不思議な気持ちになるわ。

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