【4月19日 AFP】約2300万年前にアフリカ大陸に生息していた巨大な牙を持つ「超大型ライオン」の歯と下顎などの骨を、ケニアのサバンナで発見したとする研究論文が、学会誌「古脊椎動物ジャーナル(Journal of Vertebrate Paleontology)」に発表された。
研究チームによると、見つかったのは史上最大級の肉食哺乳類の新種。スワヒリ語で「アフリカの大きなライオン」を意味する「シンバクブワ・クトカアフリカ(Simbakubwa kutokaafrik)」と名付けられた。
シンバクブワの体重は最大1500キロにもなり、ゾウの祖先などを捕食していたと考えられるという。
この研究は、米デューク大学(Duke University)とオハイオ大学(Ohio University)が共同で行った。研究を主導したデューク大のマシュー・ボース(Matthew Borths)氏は、「歯の巨大さからみて、シンバクブワは肉食に非常に特化した生物だ。現代のライオンよりもはるかに大きく、もしかしたらホッキョクグマより巨大だったかもしれない」と述べた。
研究チームによると、シンバクブワの生息していた時代は肉食哺乳類の進化の過程で重要な時期に当たる。今回の発見は、古第三紀(Paleogene Epoch)の末期に哺乳類が小型齧歯(げっし)類から多様な種へと枝分かれした際、超大型捕食動物と被食動物が数百万年かけてどのような進化をとげたのかを解明する手掛かりになり得るという。(c)AFP
馬之助の感想
約2300万年前は現生人類が生まれるずっと前だわ。旧人類すらまだまだ。約3000万年まえにやっと尻尾のない猿が出現したんだから。
体重が1500キロって象並みの大きさだわ。いや、象を捕食していたというのだからそれ以上だったのかも。
人間の先祖の猿は食われたと思うわ。
かつては巨大な生き物がいて、氷河期や食料が不足する時期に絶滅して、体の小さなモノだけが生き残って変化して今に至るような気がする。それを進化っていうんだろうけど。
もしかしたらあたしたちが知らないだけで、失われたものすごく進んだ文明があったかもしれない・・・とか想像したら、おもしろい。
現代の人が知らないだけで、高度な文明のもと、多くの人が暮らしていて、その痕跡すら消えてしまったんだわ。多くの人が生まれて亡くなって、古代の人も笑ったり悲しんだり、同じようなことをして生きてたんだろうと思うと、なんだか不思議。
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馬之助の災い転じて福となすか・・?
馬之助の人間万事塞翁が馬よ!
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